nanaたー坊 うつ。そのさきへ

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うつ病を克服するため前向きに生きるアラフォーたー坊の趣味ブログです。

最後の入院ーうつ病との闘いー④

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                                                                                                                   2018/04/19更新

 

今までより前向きに治療にのぞめるようになりました。

そして、入院時より少しずつ良くなり、あと少し気分的に上がれば意欲的になれそうな感じでした。

 

 しかし、その「あと一歩」がなかなか上がらずに時間だけが過ぎて行きました。

 

以前の入院では、

「よし!頑張って仕事をしよう!」

と前向きな考えができるようになった時に退院していました。

自分の中で、その基準みたいな感覚があって、それと比べて「あと一歩」でした。

 

そんななか、病棟では患者さんの退院が続きました。

おめでたいことなのですが、仲良くしてくれた患者さんも退院して行き、寂しさがありました。

僕よりも後から入院してきた患者さんが退院したことや、期待しているような状態にならないことで再び[焦り]が出てきました。

 

その[焦り]は日ごとに強くなっていきました。

悩んでばかりいましたが行動を起こしてみようと思いました。

[仕事に行く]ことが僕の目標なので、先生に外泊許可をもらって仕事に行ってみることにしました。

 

 初め先生は仕事に行くことに反対しました。調子が良い分けではないから当然でした。

それに、仕事に行ければ良いのですが、反対に行けなければ、そのことで気分が落ち込み、もっと焦って治療が長引くことも考えられたからでした。

 

しかし、仕事に行くことでしか僕の状態を測れないと先生に説明して、半ば強引に許可をもらいました。

 

金曜日になり昼食後から病棟を出ました。

そして、日曜日の20時に病棟に帰ってくる2泊3日の予定です。

 

今回の外泊の目標は、意識して動くことです。忙しくしている妻のために、出来るだけ家事を手伝い、仕事に行くことでした。

前もって病棟から取引先に電話して、土曜日と日曜日の2日間の仕事をもらい、予定を入れました。

 

 自宅に着いて、まず、洗濯をしました。

そして、台所の洗い物をました。

少し休憩をしてから娘を高校へ迎えにいきました。

通常、外泊中の自動車の運転は止められていますが、主治医の許可をもらっていました。

 

久しぶりに会う娘。

少し成長していました。

凄く嬉しくて、マシンガンのように質問をしていました。

学校生活に部活動、家での生活など…

からしたら少しウザかったと思います。

 

夜になり家族全員が揃いました。

久しぶりに囲む夕御飯、長男と次男にも質問ぜめでした。

楽しくて、早く退院したいと改めて強く思いました。

眠前薬の副作用で翌朝に出るダルさのことを考え、早く就寝しました。

 

 翌朝、目が覚めると、やはり体がダルく起きづらかったです。

入院する前にあった、気持ちの落ち込みは少しましになっていました。

妻は、僕が仕事に行けることが嬉しかったらしく、弁当を作って持たせてくれました。

 

通勤中、色々と考えてしまい不安ばかりでした。

現場に着いて作業を始めると、体力が落ちてるのを感じました。

気分的には、まだまだという感じでしたが、なんとかその日の仕事をやりきりました。

 

帰りの車の中で、

「仕事ができた!」と気分が上がることを想像していたのですが、全然そこまではいかず、「なんとか1日終わった。」という安心感だけでした。

それでも、少しは前に進めたので、次の日に期待して就寝しました。

 

2日目の日曜日の朝がきました。

薬の副作用のダルさに仕事の疲れ、それに加えて気分の落ち込みがありました。

何度か仕事に行こうとしましたが、気分の落ち込みが大きく休むことにしました。

 

「すいません。調子が良くないので休ませてください。」

 

何度と無くかけてきた、「休みます。」の電話。

僕が一番嫌いな瞬間です。

わざわざ僕のために仕事を段取りしてくれたのに…

それを裏切る行為です。

当然、今までの信用も無くなります。

 

しかし、行くことが出来ないのです…

 

最後の入院ーうつ病との闘いー③

最後の入院ーうつ病との闘いー最終話