nanaたー坊 うつ。そのさきへ

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うつ病を克服するため前向きに生きるアラフォーたー坊の趣味ブログです。

最後の入院ーうつ病との闘いー③

                                

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                                                                                                                   2018/04/19更新

 

体に吸収されるスピードが違うだけで、成分的には同じということなので、ビプレッソからセロクエルに変更して様子をみることになりました。

 

セロクエルは眠前に処方されました。

服用して1時間ほどすると強い眠気がきて、そのまま眠りに就くことができました。

 

翌朝、目が覚めると眠気はあまりありませんでしたが、ビプレッソと同じく体のだるさがあり起きにくい印象でした。けれど、服用しているうちに慣れるだろうとのことだったのでそのまま続けました。

 

ビプレッソとセロクエルを副作用だけで比べてみると、日中に眠気が少ないセロクエルが良いのは明らかでした。

薬を服用しながら社会復帰するなら、なおさらでした。

 

 お酒を断って、新しい薬も決まり、

ようやく本格的に治療が始まったなという感じでした。

しかし、そのときすでに入院してから10日が過ぎていました…

僕の中で漠然と、入院してから1ヶ月くらいで調子が上向いて行ければ良いなぁ、と思っていたので早くも気持ちが焦りだしました。

[焦り]が治療の邪魔をすることを過去の入院から学んでいたので、出来るだけ気持ちを落ち着かせるように努めました。

 

入院生活は一人の時間が多くあります。

調子が悪くて、病室で横になっている以外は、出来るだけデイルームに出るようにしていました。

ソファーに座り、イヤフォンをしてスマホで歌を聴いていました。

好きな歌手の、お気に入りの曲を聴いても気分は落ち込み気味で、意欲的ではありませんでした。

何をする訳でもなく、ただ、ぼーっと一点を見つめている日々が続きました。

 

ストレスの無い生活で心身を休ませながら、毎日のように主治医のカウンセリングを受けていました。

セロクエルの量も徐々に増やしていきました。

けれど、なかなか期待しているような状態にはなりませんでした。

 

 

そんな時、いつものあの考えが頭をよぎりました。

 

[本当はうつ病ではないのでは?]

[そもそも、病気ではないのだから薬を飲むこと、入院することに意味はないのでは?]

[うつ病]ということにして、それに甘えて怠けているだけではないのか?]

[だから自分がやる気を出さなければ良くなことはないのでは?]

 

と…

 

[うつ病]と診断されてから、何度と無く自問してきたことでした。

 

やはり、自分では答えが出せなかったので、思いきって主治医に話してみることにしました。

今まで何度もカウンセリングを受けてきましたが、この気持ちを話すのは初めてでした。

 

「先生、僕は本当に病気ですか?」

「入院して薬を代えて治療する意味はありま すか?」

「仕事に行けないのは、自分に甘く、[怠け] ているだけではないですか?」

と…

 

すると先生が

「あなたは病気です。」

「なぜなら、自分で調子が良いと感じて行動 的な時もあったでしょう?」

「朝、起きることができて、前向きに仕事に 行ける時もあったでしょう?」

「その反対に、朝、気持ちが沈んで起きるこ とができずに寝たきりの時があったでしょう?」

「けれど、健康な人は気持ちの浮き沈みがあ っても何日も長く続きませんし、何日も寝込んだりはしませんよ。」

 

「あなたは病気です。それを受け入れてください。そして治療しましょう。」

 

それを聞いて安心しました。

そして、自分を信じて良いのだと思い、涙が流れました。

 

 

今さらながら

ようやく

本当に

[うつ病]と向き合うことができた瞬間でした。

 

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